狩猟免許への道のり
前回の記事で述べた通り,狩猟免許を得て「獲って捌いて(さばいて)食う」をやりたい.寛解で取得の可能性があると信じて,それを支えにうつ病と依存症の治療に取り組んでいます.
言い方を変えると,寛解ですら欠格事由を理由に取得の道を断たれるのならば,残りの人生セーフティーネットをフル活用することが社会に対する意趣返しになると考えています.そして,社畜である限り,寛解はほど遠いことを先日実感しました.
ステップ①:労働復帰と体力作り
現在,目標カテゴリーで取り上げている通り軽い筋トレを始めています.本格的な体力作りまでにはいくつかのステップを要しますが,行動できていると思います.
しかし,もう一つの労働復帰が大きな壁となっています.
医療機関と会社側の復帰タイミングの溝
医療機関と会社で深い溝が存在しています.それぞれの視点から復帰のハードルを見てみましょう.
医療機関の復帰判断基準
医療機関側は以下の状態を復帰のタイミングと判断します:
- 生活リズムが安定している状態
- 精神面の浮き沈みが穏やかになった状態
会社側の厳しい復帰条件
対して会社側は,以下の条件を復帰の要件として求めてきます:
- 労働契約通りに(フルタイムで)業務が遂行できる状態である事
- 現状の同僚と同等の業務がこなせる状態である事
この要求が原因で過去にうつ病を悪化させることになりました.面談を通じて,会社側のうつ病への理解の欠如を痛感しました.
メンタルヘルスと職場復帰の現実
うつ病からの復帰は,単なる医学的な回復だけでなく,職場の理解と柔軟性が不可欠です.しかし現実は,制度と個人の間に大きな溝が存在しています.
まとめ
私の経験から,メンタルヘルスと職場復帰の道のりは決して平坦ではありません.しかし,諦めずに一歩ずつ前進することが重要です.狩猟免許取得という目標は,その前進のモチベーションとなっています.
キーワード
- うつ病復帰
- メンタルヘルス
- 職場復帰
- キャリア再建
- 狩猟免許
注意:本記事は個人の経験に基づく体験談です.医療や労働に関する専門的なアドバイスではありません.